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日記一覧
- 読書紹介1766●「泣き童子ーー三島屋変調百物語参之続3」
- 2018年09月28日12:30
●「泣き童子ーー三島屋変調百物語参之続3」 宮部みゆき著 文芸春秋 13年版 1700円 シリーズ3は6話を収録。第3話が「泣き童子」。子だくさんの看板屋の前に、臍の緒が切れたばかりの男子が捨てられていた。末子のお七が面倒をみ可愛がっていたが、赤子の
- 読書紹介1765●「あんじゅうーー三島屋変調百物語事続2」
- 2018年09月24日11:22
●「あんじゅうーー三島屋変調百物語事続2」 宮部みゆき著 中央公論新社 10年版 1800円 「あんじゅう」とは暗獣のこと。本書の第３話に登場する。これは空き家の霊で、人恋しさに暗闇に育った「暗い塊」のこと。隠居した老夫婦が、２年間空き家になった
- 読書紹介1764●「パパは脳研究者」
- 2018年09月24日11:21
●「パパは脳研究者」 池谷裕二著 クレヨンハウス 17年版 1600円 著者の長女が産まれた時から、4歳までの成長の記録を脳科学で解明した本。脳神経細胞は、「年とともに死滅する」と言われてきたけれど、それは嘘。実は3歳までに７割が消滅し、その後は残
- 読書紹介1763●「おそろしーー三島屋変調百物語事始1」
- 2018年09月18日09:43
●「おそろしーー三島屋変調百物語事始1」 宮部みゆき著 角川書店 08年版 1700円 主人公は、おちか17歳。神田三島町の三島屋は伯父の店であるが、おちかは女中奉公を願って川崎宿の丸千（実家）からやって来た。幼馴染の良助との結婚が真近になった時、
- 読書紹介1762●「希望荘ーー杉村三郎シリーズ4」
- 2018年09月18日09:41
●「希望荘ーー杉村三郎シリーズ4」 宮部みゆき著 小学館 16年版 1750円 菜穂子と離婚して家族も仕事も失った三郎は、東京北区に私立探偵事務所を開業する。シリーズ4では、離婚後に故郷の山梨に帰って、調査会社の所長・蛎殻昴に出会い、調査を手助った
- 読書紹介1761●「おもかげ」
- 2018年09月15日12:48
●「おもかげ」 浅田次郎著 毎日新聞出版 17年版 1500円 大手商社の重役だった竹脇正一が、65歳定年の送別会の帰りの地下鉄で、脳卒中で倒れ病院に運ばれた。本書は、この正一の見舞に訪れる人物たちと正一との関係という現実世界と、正一がベットで体験
- 読書紹介1760●「縄文の列島文化」
- 2018年09月10日09:33
●「縄文の列島文化」 岡村道雄著 山川出版社 18年版 1800円 ホモ・サピエンス（新人）がアフリカから拡散したのは6万年前。日本列島に到着・定着したのは、��4万年前の中国・朝鮮半島ルート、��3.5万年前の東南アジアルート（南西諸島経由）、��2.5万年
- 読書紹介1759●「ペトロの葬列ーー杉村三郎シリーズ3」
- 2018年09月10日09:32
●「ペトロの葬列ーー杉村三郎シリーズ3」 宮部みゆき著 集英社 13年版 1800円 菜穂子と結婚して10年。娘の桃子は、有名私立小学校に入った。菜穂子の腹違い（正妻）の長兄と次兄は、それぞれ今多コンツェルンの社長と専務で、年の離れた菜穂子を可愛が
- 読書紹介1758●「名もなき毒ーー杉村三郎シリーズ２」
- 2018年09月06日07:03
●「名もなき毒ーー杉村三郎シリーズ２」 宮部みゆき著 幻冬社 06年版 1800円 三郎は菜穂子と結婚して８年。１人娘の桃子を得ていた。菜穂子の父には結婚に賛成してもらったが、三郎の両親と兄・姉には拒否された。結婚するなら絶縁すると。母には、「女
- 読書紹介1757●「誰かーー杉村三郎シリーズ1」
- 2018年09月03日09:36
●「誰かーー杉村三郎シリーズ1」 宮部みゆき著 実業之日本社 03年版 1524円 ヒラノ教授シリーズの今野浩氏が、70歳過ぎでも分り易く読める本の作者として、内田樹と宮部みゆきをあげていたので探した本。 本書である、三郎の義父・今多嘉親（財閥の今
