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日記一覧
- 読書紹介1584・「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」
- 2016年10月30日09:57
●「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」 小路幸也著 集英社 11年版 1500円 東京バンドワゴンのシリーズ6。このシリーズは、春夏秋冬の4話で1年間を扱っている。今回、店長の勘一は82歳で曾孫のかんな・鈴花は2歳、花陽は15歳で研人は13歳の中学1年生。 女
- 読書紹介1583・「粛清の嵐」
- 2016年10月30日09:55
●「粛清の嵐」 佐藤賢一著 集英社 13年版 1600円 小説フランス革命�勝�パリでの3度目の蜂起は、パリの第2助役エベールによって起された。外に戦争、内に反乱、それも反革命、親カトリックの王党派に、反パリの連邦主義者まで加わった。連邦主義者の蜂起
- 読書紹介1582・「かの名はポンパドール」
- 2016年10月24日07:31
●「かの名はポンパドール」 佐藤賢一著 世界文化社 13年版 2000円 ポンパドール侯爵夫人とは、18世紀のフランス王・ルイ15世の寵妃である。ルイ15世の孫・ルイ16世は、フランス革命で断頭台の露となったが、その前時代にヴェルサイユで文化面では「ポン
- 読書紹介1581・「オール・マイ・ラビング」
- 2016年10月18日11:45
●「オール・マイ・ラビング」小路幸也著 集英社 10年版 1500円 東京バンドワゴンのシリーズ５。今回は古書のことで、「狐陰の葉」という仕掛け本のことが出てくる。これは最初はなかったはずの頁が現れる仕掛けで、江戸中期に庶民のお遊びのために造られ
- 読書紹介1580・「ジャコンバン派の独裁」
- 2016年10月15日11:04
●「ジャコンバン派の独裁」佐藤賢一著 集英社 12年版 1600円 小説フランス革命�宗Ｋ椽颪任亮膺邑�は、パリ市の第２助役で新聞発行人のエベールである。「くそったれ」調で書かれた彼の新聞は、パリで人気者となっていた。エベールは元々、パリのサン・キ
- 読書紹介1579・「ダブル・フォールト」
- 2016年10月15日11:03
●「ダブル・フォールト」真保裕一著 集英社 14年版 1500円 本書は、新米弁護士の成長物語。ダブル・フォールトとはテニスの用語で、１回失敗しても２回まではサーブ出来る、というもの。主人公の本條は、住民訴訟で有名な高階弁護士事務所のイソ弁（居候
- 読書紹介1578・「マイ・ブルー・ヘブン」
- 2016年10月08日13:11
●「マイ・ブルー・ヘブン」小路幸也著 集英社 09年版 1500円 東京バンドワゴンのシリーズ4。今回は、これまでの人情モノとは違って、終戦直後の動乱を描いていた。昭和20年の敗戦直後、東京バンドワゴンの２代目堀田草平の時代で、勘一は20歳そこそこの
- 読書紹介1576・「スタンド・バイ・ミー」
- 2016年10月03日08:43
●「スタンド・バイ・ミー」 小路幸也著 集英社 08年版 1500円 東京バンドワゴンのシリーズ３。明治から続く下町の古本屋を舞台にした人情本。今回は、古本屋の心意気を、３代目堀田勘一（80歳）の孫・青の嫁すずみが京都で示してくる話がのっている。
- 読書紹介1575・「ラ・ミッションーー軍事顧問ブリュネ」
- 2016年10月03日08:18
●「ラ・ミッションーー軍事顧問ブリュネ」 佐藤賢一著 文芸春秋 1５年版 1850円 本書は、幕末に徳川幕府に雇われたフランス軍事顧問団の副団長・ブリュネ砲兵科教授の物語。つまり、フランス人から見た明治維新の裏話である。 明治維新は、鳥羽伏見の
