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日記一覧
- 読書紹介1395・「鹿の王 下ーー還って行く者」
- 2015年04月26日09:28
●「鹿の王 下ーー還って行く者」 上橋菜穂子著 角川書店 14年版 1600円 上橋氏の本は「獣の奏者」以来、3年ぶりに読んだ。本書は、昨年に図書館にリクエストして、やっと届いた本。但し下巻が先にきた。上巻はまだ、30人以上の待機者がいる。上巻を待
- 読書紹介1394・「マジック・オペラーー2・26殺人事件」
- 2015年04月26日09:27
●「マジック・オペラーー2・26殺人事件」 山田正紀著 早川書房 05年版 2000円 黙忌一郎シリーズ第2部作目。本書のテーマは、2・26事件である。2・26事件の前夜に、置屋の密室で芸者が刺殺される。猟奇殺人である。しかしこの「乃木坂芸者殺人事件」は、
- 読書紹介1393・「ミステリ・オペラーー宿命城殺人事件 下」
- 2015年04月18日09:07
●「ミステリ・オペラーー宿命城殺人事件 下」 山田正紀著 早川書房 05年版 900円 下巻は、これまで本書の進行係をしていた萩原桐子が、自宅で首を切り獲られた全裸死体として発見される。ということで、下巻の半ばから本格的に主人公黙忌一郎（70歳過
- 読書紹介1392・「ミステリ・オペラーー宿命城殺人事件 上」
- 2015年04月13日18:16
●「ミステリ・オペラーー宿命城殺人事件 上」 山田正紀著 早川書房 05年版 900円 本書は、昭和12〜13年と平成元年の50年を行き来しながら進んでいく構成になっている。「宿命城殺人事件」とは、昭和12年（1937）の南京虐殺を体験した小城魚太郎（探偵
- 読書紹介1391・「レオナルドの扉」
- 2015年04月08日18:49
●「レオナルドの扉」 真保裕一著 角川書店 15年版 1500円 本書は、レオナルド・ダ・ヴィンチの遺産をめぐる物語。遺産といっても、それはレオナルドのノートのことである。レオナルドのノートは幾つか発見されていて、そこには飛行船や連発銃のアイデア
- 読書紹介1390・「日本の身体」
- 2015年04月03日16:38
●「日本の身体」 内田樹著 新潮社 14年版 1500円 茶道家・能楽師など、日本独特の身体技法を用いるプロ12人との対談集。この中で、森林率68％（先進国では例外的に高い）の日本人の腰の骨格が、後ろに少しズレていること。草原に住む白人は真直ぐで、砂
- 読書紹介1389・「神狩り(リッパー）2」
- 2015年04月01日11:54
●「神狩り(リッパー）2」 山田正紀著 徳間書店 05年版 1900円 山田氏のデビュー作から30年、第2巻が刊行された。本書は、現生人類の脳がテーマである。私たちの脳は、4万年前に今のように造られた。それから現在まで、その構造は少しも変わっていない。
