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日記一覧
- 読書紹介1961●「鎮魂歌」
- 2020年08月30日15:43
●「鎮魂歌」 馳星周著 角川文庫 2000年版 762円 本書は、不夜城�兇任△襦�2年前、中国マフィア同士の銃撃事件で北京のボス・元は殺された。劉健一が画策したからだ。だが1番得をしたのは台湾マフィアの楊で、大金を手に入れた。その金の力で、次の北京
- 読書紹介1960●「不夜城」
- 2020年08月28日12:30
●「不夜城」 馳星周著 角川文庫 98年版 667円 舞台は、新宿歌舞伎町。主人公は、台湾人を父に日本人を母に持つ半々（はんはん）の健一。善人が1人も登場しない、ダークな物語。 健一は古買商である。父は、もの心がつく頃には死んでいた。生活力のない
- 読書紹介1959●「黒の調査ファイル」
- 2020年08月25日12:17
●「黒の調査ファイル」 今野敏著 講談社文庫 07年版 571円 ST警視庁科学特捜班シリーズ8。テーマは、理系ミステリー。今回の主人公は、黒埼。本書では、２つの物語が同時進行する。 1つは、歌舞伎町での連続放火事件。これに、STメンバーが出動する。
- 読書紹介1958●「幻視時代」
- 2020年08月21日13:27
●「幻視時代」 西澤保彦著 中央公論新社 10年版 1600円 本書のミステリーは、１枚の写真からはじまる。高校を卒業して22年、郷土の写真家の遺作展を覗いた主人公の悠人は、そこに18年前に郷土を襲った震度７の地震の最中、慌てふためく人々の写真をみつ
- 読書紹介1957●「不滅の書」
- 2020年08月20日17:42
●「不滅の書」 萩耿介著 中央公論新社 12年版 1900円 第1章は、不動産会社の営業No2の男が、神経症で悩んでいる描写である。「なんだこの本は」とおもっていたら、章の終盤で「智慧の書」というのが出てきた。この本は、死んだ兄が残した本で、男はこの
- 読書紹介1956●「沖ノ島伝説殺人ファイル」
- 2020年08月16日06:55
●「沖ノ島伝説殺人ファイル」 今野敏著 講談社文庫 13年版 581円 ST警視庁科学特捜班シリーズの11。今回のテーマは、沖ノ島のタブー。沖ノ島の港湾工事中に、ダイバーが死体で発見された。しかし、沖ノ島にはタブーが３つあった。１つは、例外を除いて
- 読書紹介1955●「黒いモスクワ」
- 2020年08月16日06:53
●「黒いモスクワ」 今野敏著 講談社文庫 04年版 571円 ST警視庁科学特捜班シリーズの３。今回のテーマは、ロシアの神秘主義。ロシアで、エレツィンからプーチンに大統領が替わった。エレツィンは、新興財閥（マフィア）と協力して地盤を築いたが、プー
- 読書紹介1954●「緑の調査ファイル」
- 2020年08月15日11:44
●「緑の調査ファイル」 今野敏著 講談社 07年版 571円 ST警視庁科学特捜班シリーズの7。今回のテーマは、古楽器ストラディバリウスを中心にした音楽ミステリー。今回の主役は、異常聴覚者・結城翠。1億円の名器ストラディバリウスが盗難に会う。人気バ
- 読書紹介1953●「黄の調査ファイル」
- 2020年08月13日06:49
●「黄の調査ファイル」 今野敏著 講談社 06年版 571円 ST警視庁科学特捜班シリーズの６。今回のテーマは、新興宗教団体。ガムテープで目張りされたマンションの一室で、若者４人の死体が発見される。傍には七輪があり、一酸化炭素中毒死であった。捜査
- 読書紹介1952●「赤の調査ファイル」
- 2020年08月13日06:47
●「赤の調査ファイル」 今野敏著 講談社 06年版 619円 ST警視庁科学特捜班シリーズの5。今回のテーマは、医療ミス。京和大学病院に緊急搬送された患者が死亡した。患者は、インフルエンザを発病して通院していたが、その後、急変して搬送され死亡したの
- 読書紹介1951●「ST毒物殺人」
- 2020年08月10日11:28
●「ST毒物殺人」 今野敏著 講談社文庫 02年版 619円 ST警視庁科学特捜班シリーズの2。今回のテーマは、自己啓発セミナー。今回は、都内の公園で男性の死体がたて続けに発見される。2人とも、フグ毒により殺されたあと、公園に運ばれたのだ。 2人の共通
- 読書紹介1950●「ST警視庁科学特捜班」
- 2020年08月10日11:26
●「ST警視庁科学特捜班」 今野敏著 講談社文庫 01年版 648円 ST警視庁科学特捜班シリーズの1。今回のテーマは、プロファイリング。科捜研のメンバーから5人が選ばれ、特捜班が作られた。科学捜査が必要と考えられたからだ。シリーズ1では、3件の猟奇殺
- 読書紹介1949●「青の調査ファイル」
- 2020年08月10日11:25
●「青の調査ファイル」 今野敏著 講談社 03年版 780円 ST警視庁科学特捜班シリーズの4。今回のテーマは、心霊現象。心霊スポットをレポートする番組の撮影中に、スタッフが怪死する。その撮影には、霊能者の安達、レポーターの水木優子、カメラマン、デ
- 読書紹介1948●「墓仕舞い」
- 2020年08月05日13:30
●「墓仕舞い」 荒川�沙卉� 本の泉社 20年版 2600円 本書の著者は、わたしと同年である。本書では、母・ヨシ江とその娘たちとの関係を、30年間にわたって書き続けた短編９編でなっている。小説だから、違う内容の短編が収められていると思っていたのに、
- 1947●「桃太郎伝説殺人ファイル」
- 2020年08月03日10:10
●「桃太郎伝説殺人ファイル」 今野敏著 講談社文庫 10年版 552円 ST警視庁科学捜査研究所特捜班シリーズの1冊。特捜班（警視庁の一般職員5人が参加）は、係長のキャリア警部・百合根の他、法医学者の赤城、化学事故担当の黒埼（古武道の達人で嗅覚が異
- 読書紹介1946●「比（なら）ぶ者なき」
- 2020年08月03日10:09
●「比（なら）ぶ者なき」 馳星周著 中央公論新社 16年版 1700円 本書は、藤原不比等の野望を描いた本。史（ふひと）を不比等に改めたのは、持統天皇にその名を賜ったからだ。天智天皇の右腕だった父・鎌足は、壬申の乱（天智の死後、天智の子と天智の弟
