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日記一覧

●「週末婚」 内舘牧子著 幻冬舎 99年版 1400円 週末婚とは、婚姻届は出すが平日は別々に住み、土日だけ一緒に過ごす結婚の形のこと。本書の主人公・月子は、20代で愛する男と結婚する予定だったが、美人で奔放な姉に邪魔され、血を吐く思いで恋人と別れ

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●「しょぼ婚のすすめ」 えらいてんちょう著 ベストセラーズ 19年版 1300円 著者は他の本で、「今1番大事なのは家族(妻と子)で、その次が全人類」と書いていた。30代の著者は、妻と出会って2日で婚約し、2週間で結婚(婚姻届をだした)した。現在、

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●「ふたたび嗤う淑女」 中山七里著 実業之日本社 19年版 1600円 本書は、人の上昇志向につけこんで騙し、絶望の淵に突き落とす物語。本書では、30代の衆議院議員である2世議員の関係者4人が次々に犠牲となる。 第1話では、NPO法人「女性の活躍推進協会

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●「イスラームの論理と倫理」 中田考×飯山陽(あかり)著 晶文社 20年版 1900円 本書は、東大イスラーム学科の先輩・後輩(20年位離れている)の2人の往復書簡である。しかし驚いたことに、中田は徹底して飯山を無視していて、往復書簡の呈をなしてい

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●「しょぼい起業で生きていく」 えらいてんちょう著 シースト・プレス 18年版 1300円 「朝起きられない」ので就職をやめた著者が、「しょぼい起業」をして生きていく道をみつけたノウハウを書いた本。著者はまず、「嫌なことからは逃げろ」とすすめる。

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●「常識的で何か問題でも?」 内田樹著 朝日新聞出版 18年版 890円 本書は、「AERA」に掲載された著者のコラムをテーマごとに組み直した本。当初このコラムは、養老孟子氏が毎週書いていたものだが、「毎週だとたいへんだから、交替で書いてくれ」と依

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●「非道とグローバリズム」 和田秀樹×中田考著 ブックマン社 16年版 1400円 2人は、小学生の学習塾で一緒の幼馴染。灘高校・東大も共にするのだ。中田は東大のイスラーム学科の一期生で、23歳でイスラム教徒となる。その後、カイロ大学で哲学博士とな

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●「街場の親子論」 内田樹×内田るん著 中公新書ラレク 20年版 900円 本書は、樹とるん親子の往復書簡本である。本書で繰り返し言っていることは、家族の間だからといって「完全なコミュニケーション」が成立することはあり得ない、ということ。それは

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●「しょぼい生活革命」 内田樹×えらいてんちょう著 晶文社 20年版 1500円 内田樹×えらいてんちょう(本命・矢内東紀)の対談集が本書。本書で1番驚いたことは、えらいてんちょうという人物のこと。元東大全共闘だった両親の下で、共産制コンミューン

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