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日記一覧

●「排除ーー潜入捜査2」 今野敏著 実業之日本社文庫 11年 600円 潜入捜査シリーズとは、別名「暴力団狩り」の小説である。テーマは環境問題だが、それにからむ暴力問題に焦点があてられている。マル暴刑事であった佐伯は、過激な暴力団狩りをやっていて

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●「四神の旗」 馳星周著 中央公論新社 20年 1700円 本書は、藤原不比等を主人公にした「比ぶ者なき」の続編である。不比等は生前、息子4兄弟について「首様(聖武天皇)と安宿媛(不比等と橘三千代の子で、後の皇后)を護る四神」と称していた。 不比

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●「潜入捜査」 今野敏著 実業之日本社 11年 600円 本書は警察小説であり、格闘技小説であり、伝奇小説でもある。今回のテーマは、環境破壊。主人公の佐伯涼はマル暴刑事だったが、突如、異動を告げられる。拳銃も手帳も取り上げられ、政府機関の1つ「環

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●「拳鬼伝 1」 今野敏著 徳間書店 92年 730円 驚いたことにこの本は、「襲撃」と同じパターンであった。本書の主人公は、竜門光一。常心流武道の整体師で、整体院を経営している。彼の患者に刑事がいるのも同じである。本書の方が美崎シリーズより前に

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読書紹介1983●「襲撃」
2020年10月17日11:36

●「襲撃」 今野敏著 実業之日本社 16年 630円 整体院を構える美崎は、ある晩覆面の若い男たちに襲われる。相手は、美崎の手を潰そうとしていた。数日後、横浜の空手道場でフルコンタクト空手のトップ選手・星野の施術をした帰り再び襲われた。今度は、

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●「逢魔が刻」 西澤保彦著 実業之日本社 19年 1500円 腕貫探偵シリーズの最新版。この本の主人公は、腕貫探偵こと市役所の一般苦情係の職員である。ミステリー分野では、「安楽椅子探偵」に分類される小説。今回の彼は脇役で、チョイ役でしかない。本当

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●「孤拳伝1〜4」 今野敏著 中公文庫 08〜09年 各724円 本書は格闘技小説であり、1人の少年の成長物語でもある。時は90年代初頭、主人公の朝丘剛は17歳。香港の暗黒街・九龍城砦でストリートファイトに明け暮れていた。剛は生きるために、中国武術の道場

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●「マインド」 今野敏著 中央公論新社 15年版 1600円 碓井弘一警部補シリーズの第6弾。今回の事件は、マインドコントロール。都内で2件の自殺があった。続いて、2件の殺人が。4件とも、同日同時刻であった。不審に思った警視庁刑事部第1課長が、各署に

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●「エチュード」 今野敏著 中央公論新社 10年版 1600円 碓井弘一警部補シリーズの第4弾。碓井刑事48歳、巡査部長から警部補に昇進した。今回の相棒は、警察庁から来た心理調査官・藤森紗英。30歳近いのに大学生のような女性で、なぜかオドオドしている

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