mixiユーザー(id:1299833)

2016年02月12日14:27

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玉村豊男『雑文王 玉村飯店 』(文春文庫)

 何週間かにわたって寝るときに赤ワインを舐めながら読み継いできた興味深い作品。

 著者は雑文書きだと半ば卑下しているものの、それぞれの文章にだいぶ力を入れたのにちがいない、ちょっと見ると楽に書きなぐっているように見えるときでも。

 六百頁近いのでほんとにさまざまなことが綴ってあって、だからこそ面白いのだともいえる。

 この著者はそれなりに知名だから、多くのひとが一定のイメージを抱いていることと思うが、しばしばそんな思いが覆される。

 結果的に、わたしのこの著者におおいに関心を抱くことになった。
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