今年のカンヌ国際映画祭で高評価の邦画3作の一本。
自衛隊基地があるナギ町を舞台にした、中年女性2人と男子中学生2人の日常。
たまたま是枝監督の「ルックバック」を見た後だったので、
日本の田舎の風景美比べになってしまった。
松たか子は親からの相続で大きな敷地にアトリエを持つ彫刻家兼酪農家。
そこへ石橋静河が訪ねてくるのだが、松の元義妹であり建築士だ。
そして、松たか子の元同級生の一人息子の中学生とその仲良しが絡んでくる。
取り立てて派手な展開は殆どなくて、淡々と田舎での日々が描かれるが、
数日の間に、松たか子の悲しい過去が明かされたり、石橋静河の離婚の理由が分かったり
そして男の子達には急激な転機が…
終わり方が、今年一番印象に残っている、イラン映画「シンプル·アクシデント」のやり方を連想させられ、
あれ?こういうのが今の流行りなのか?と感じた。
(飽くまでも個人的な感覚)
映画前のランチが大盛りで、実は、初めはやや眠気があったのに
どんどん引き込まれていた。
演者が上手いのは是枝作品とも共通するが、
四季を撮らなくても、田舎の日常の美というか、
暮らしの中の美しさみたいなものが伝わって来て、心安らぐ時間だった。
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