読書好きの友人から勧められた大作。
固有名詞に散々手こずりながら、独特の世界観に引きずり込まれた。
何しろフィクションなのに、写真や図、絵での解説が、そこここに散りばめてある。
荒唐無稽な話と言えるかと思うが、実名の神社を゙筆頭に、真実味が半端ない。
主人公の賢司はNY在住の若いアメリカ人で、元トレーダー。
両親の離婚で日本人の父とは離別していたのだが、その、宮司をしている父がNYで殺害されたところから物語は始まる。
父の死の謎を探るため、元仕事仲間の3人と日本に渡る賢司。
親戚の宮司等の伝手をたどり、伊勢神宮、出雲大社など有名どころから
古いがあまり有名ではない小さな神社まで、
日本に留学中のユダヤ人ナオミと共に冒険が展開する。
それは宗教をめぐり、とんでもない解釈がつきまとう、何とも壮大なストーリーとなって行く………
実は婚家が神道なため、我が家には神棚があり、毎日お水を取り替えてはいるものの
「お盆やお彼岸のお墓参りがないから楽よ〜」という亡き義母の言葉に乗っかって
のほほんと過ごしてきた。
もちろん初詣は必ず神社に行くけど。
そんな中、この小説を読んでからは、神道への見方が少し変わってきたかも。
義父が生きていたら、絶対プレゼントしただろう一冊。
そう言えば、勧めてくれた友人の実家は神道だった。
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