中学に入って音楽のクラスでは新卒の男のひとが担当。どこかにやけた雰囲気。初めのクラスでは自分の腕前を披露するべくベートーベンのピアノソナタを弾いてみせる。田舎っこのわたしたちはきょとんとするしかなかった。猫に小判。たしかに小学の音楽の先生とは格が異なるというのは理解できるが、だから何だ、ということ。むしろ距離を感じてしまったかもしれない。音楽ができたからって何かいいことでもあるのか。音痴でなければ(笑)それでいいじゃないか、というところだろうか。ちなみに一学年でピアノを習っていた子はただ一人だったはず。
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