レペゼン とはrepresent のこと、ラッパー用語だ。
これはラップバトルに挑む、梅農家を経営する未亡人と、
彼女をめぐる人々の物語で、とても面白かった。
一人息子が出奔し、明子は彼の妻⋅沙羅と二人住まい。
結婚5年で夫と死別、息子の雄大は幼い頃からトラブルメーカーだった。
ある日沙羅がラップバトルに出るため、付き添ったところから、
明子はラップにはまって行く。
田舎のおかんが、ラッパー達の性差別暴言などに、
果敢にも立ち向かってゆく様が、とても熱くて面白い。
物語が進んで行くと、母と息子のぎこちない関係が明らかになってきて、
子を持つ親の胸を打つような展開に。
作者は本作で、去年小説現代長編新人賞を受賞した。
息子との関係に悩むお母さんには、特にオススメ。
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