007をまねたという感じのCMが、ユーモアたっぷりな感じがして、見に行った。
場所は、あのゴジラを冠にいただいたTOHOシネマズ新宿。
午前中の歌舞伎町は、昨夜のなごりの掃除などの最中だった。
キングスマンという名のテーラーが、実はどの国にも属さないスパイの秘密基地の窓口。
ということで、コリン・ファースが冒頭から格好よく派手なアクションで、ちんぴらどもをやっつける。
そして、一人死んでしまったスパイの代わりの若者をリクルートするのだが・・・・
とにかくロンドンを舞台に、高級スーツに身を包んだ紳士と、街のヤンキーたちの言葉の違いが圧倒的で、
紳士のマナーを、アクションをもってみせつける、みたいな、
身分の違う者たちの対比が大変デフォルメされて描かれていて、笑える。
無知無教養チンピラvs英国紳士 のような。
ただ、そこで、 snob という言葉が出てくるのだけれど、この訳がいただけなくて、
「俗物」
って、何?
たしかにスノッブな人は俗物だけど、それは、まずは「自分はエリート」というか、いわゆる上流階級のような
少なくともアッパーミドルくらいの階級に属しているぞ、ということを鼻にかけている、
高慢な人
だから、そういう人間は 俗物 なのでは?つまり 俗なのは結果論であるのではないか??
と考えていたら、先に進めない。
とにかく、アナログチックなアクションと、70年代頃のスパイ映画に使われるような秘密兵器とで
笑わせながら、敵(サミュエル・L・ジャクソン演ずる大金持ち)に挑んでいくのだが、
途中で誰もが「ええええーーっ?」という展開になる。
殺戮シーンが、ギリギリ笑いを狙っているのだろうけれど、かなり残酷で、
確かにこれはR指定だなぁ、と納得。
この頃の007シリーズの持つ、背負わされた宿命とかの暗い部分は無いけれど、
あまりの殺人シーンには、正直ちょっと辟易した。
それでも、英国英語のヒアリングは、大いに楽しめる。
たとえば、パブでコリン・ファースが、ギネスを飲み終える前に言いがかりをつけられた時のセリフなど、
まさに lovely.
もう一人のヒーローのタロン・エガートンという若手俳優の今後には大いに期待が持てると思った。
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