ヒトに取り憑いて凶暴化させるジャバウォックとの闘いの物語。
この作家には、正直、もっと期待していたが、面白いことは面白かった。
三人暮らしのワンオペ専業主婦量子は、夫の暴力に抗い、逆に殺してしまう。
そこへ元同級生の凍朗が現れ、死体隠しを手伝ってくれたのだが…
ジャバウォックには死にかけているヒトからは離れる、という性質がある。
そして別な生物に取り憑くのだが、その憑依先はカメがベスト。
ということで、量子はカメ、それを用いる夫婦に引っかき回されることとなる。
奇想天外な物語で、量子とは別に、舌禍で引退を余儀なくされた元ロックスターの物語が絡む。
かわいそうな量子とは、全く別な展開なのだが…
ラストの方で、アッという展開がありグンと惹きつけられる。
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