去年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作で高評価のイラン映画。
日曜日の夕方、ほぼ満席だった。
ひと言もわからない映画、というのは思い返しても、見た記憶がない、
仏語や他のラテン系の言葉にも、少しはわかる言葉があるし
韓国語は日本語と似ていたり、外来語は共通っぽかったり。
と、ペルシア語を恐れながら見始めたら、
開始早々わかる言葉が出てきた、パパ、ママ、と。
少しだけ予習していたから、すんなりと展開に入れたが、
どうも主役俳優の外見が嫌だな、と思っていると、
暴力やおかしみがありながらも、
随所に配置される木々の美しさには感心した。
思いがけない所に映像美。
主人公ワヒドが働く工場にやって来たのは、以前不条理な拷問を受けた相手、憎き男
かもしれない、と。
もしそうならば決して許すまじ、とワヒドは奔走する。
やがて他の男女を巻き込んで、皆は思わぬ方向に流れてゆく。
ネタバレになるけれど
エンドロールが凄い。たいそう怖かった。
こんな終わり方をする映画は、見たことがない。
さすがパルムドール、でした。
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