アカデミー賞脚本賞、助演男優賞ノミネートの秀作というのに
平日昼間、2割位の入り。でも、良かった。
ユダヤ系アメリカ人の従兄弟二人が、
移民第一世代だった、亡き祖母の軌跡をたどるツアーに出かける。
NY発海外小団体ツアーのドタバタ劇なのだけれど、
同い年で、同じように祖母に愛されたはずの若手男子二人が
今や対照的ともいえるような暮らしをしていることが
冒頭から少しずつ明らかになって行く。
ポーランドにワルシャワから入って、ユダヤ人強制収容所までも巡るツアーは
本当にあるそうなのだが、
ハリウッド映画のファンなら誰もが見た、例えば
「シンドラーのリスト」や「ソフィーの選択」の舞台が、
フィクションの映画の中とは言え、リアルに映し出される。
すると、ずっと流れていたショパンのピアノ曲さえ止まり
観客を何とも厳粛な気分にさせる。
主演監督のアイゼンバーグは、「ソーシャル·ネットワーク」で
GAPのグレーのフーディーを着て、ひょこひょこ走ってきた
あの青年俳優が、成長したよなぁ、と感心してしまった。
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