東大で博士号を取得した元留学生が日本語で書いた著書。
最後の解説を読むと、ロシアが侵攻する前の様子が伺え
なんというか、読み手を悲しくさせる。
ノーベル賞を受賞した免疫学者メーチニコフ、作曲家のポルトケーヴィチなど
国際的に活躍したウクライナの偉人達を紹介、
淡々とまとめてあるが、各人とても個性的で波乱に満ちた人生を送っている。
例えばガーシュウィンの名曲「サマータイム」は
ウクライナの子守唄が原曲だという。
また、日本とも関わった人もいたり、そんなこんなが面白かった。
が、最後に著者が語る話が面白い。
ウクライナ人は総じて地図が読めない、それは方角の意識が希薄だから、とか
高校には必ず軍隊科のクラスがあった、とか。
ある団体のメルマガに、著者は、実家では戦争に備える非常用袋を用意していて、
日本人の地震など用の持ち出し袋みたいだ、と語っていた。
早く戦争が終わりますように、と祈らずにいられない。
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