「二流小説家」の作者の最新刊、やや柔らかめのハードボイルド
ニューヨークを舞台にした犯罪もので、テンポがよく、とても面白かった。
ストリップクラブの用心棒ジョーが、いきなり逮捕されるところから始まる。
絵に描いたようなパキパキの展開、
そこにヒロインともいえるシングルマザーのFBI捜査官ドナも絡んでくる。
やがてもっと凶悪で大きな犯罪に巻き込まれるジョーには
新たに魅力的な仲間が加わり、
ハリウッド映画のような派手なアクションが繰り広げられる。
往年のハードボイルドの要素がたくさんあるが、
そこは今どきだから、出てくる美女等もやたら強い。
そして最新機器を操るメンバーも、今っぽいし、
キャラクターを追うのも楽しかった。
ただ一点、誤訳を発見!
一つの重要な施設がマンハッタンのずつと北のウェストチェスター郡にあるのだが、
マンハッタン北のブロンクスに隣接するヨンカース市(映画「ハロードーリー」にヨンカース駅が登場する)を
ウェストチェスター郡の北側との記述がある。(p.114)
原書にある , の読み落とし、とか??
こなれた訳なのに、とても残念。
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