戦場カメラマンとして、日本人で唯一人ロバート・キャパ賞を受賞した
というよりも、必死な形相で川を渡る
二組のベトナム人母子の写真でピューリッツァー賞をとった
と、いった方が有名な写真家の展覧会。
猛暑の平日午前なのに中高年を中心とした大勢が観に来ていた。
沢田は青森の出身で、岩木山やねぶたなど郷土の写真も撮っていたのには、まず驚いた。
イタコの一連の作品も目を引いた。
が世界へ飛躍の第一歩は、三沢基地にあった。
UPI通信に職を得て、ベトナムの戦場へカメラマンとして米軍に同行。
その頃は今と違い、兵士達の乗り物に乗せてもらって戦場に向かう。
まさに、従軍しての撮影だった。
ヘリコプターの編隊の写真など、映画の空撮みたいで、
さらに編成のバランスが、なんとも印象的で、撮影のための配置のようにさえ見えた。
ピューリッツァー賞受賞作に写った幼女が、今回来日して、
沢田が、川を渡りきった彼女達を助けた、という。
(その話をテレビで聞いて、この写真展を見に行っこう、と思った。)
他にも母子や子供達の写真が数多くあり、
沢田教一の人間像を感じることのできる充実した展覧会だった。
特に受賞作三点は、見もの。
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