世界的に有名な日本人芸術家二人の共通点は、青森県出身ということ。
方や昭和に亡くなり、方や現役の超人気作家。
版画家と画家という異なる点はあっても、根底に流れる北国の風。
奈良美智自らが出向いてきて、一点一点の展示配置を指示し、
そのメイキング模様が映像化され、来館者はそれをも楽しんで鑑賞できる、まさに至福。
青森県立美術館から初めて持ち出された、奈良の初期の作品もあれば
今年描かれた大作もあるが、なんと言っても圧巻なのは
コロナ禍で台湾のホテルに、隔離検疫されカンヅメ状態で
描き殴るように仕上げられた連作の少女の顔·顔·顔
18日には青森県立美術館の学芸員と棟方志功研究者の対談形式のギャラリートークがあり、
この少女の顔の制作では
「ゾーンに入って描き続けた」と明かされた。
また、件の奈良美智の、展示を指示する映像では、
棟方志功の大作の彩色し忘れた箇所が指摘される等
本当に貴重な、珍しくて素晴らしい特別展だった。
巡回しないのが大変残念。
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