高評価の監督が脚本も手がけた、全米話題作。次のアカデミー賞作品賞にもというし
わくわく面白そうだとネットで購入。
二日前はネットではガラガラだったのに、今年初めての満席での鑑賞。
これ明らかにシネコンのミスで、スクリーンのチョイスが小さすぎだった。
爆発物を゙作るのが得意な革命家ディカプリオが、
更に過激なアフリカ系女性活動家と出会い恋に落ちる。
女児が生まれたものの母親になりきれずに彼女は逃走。
ディカプリオは男親一人で、ボブという偽名で娘ウィラを育てる。
ところがショーン・ペン演ずる警察官が警視となってまでもこの一家に執着。
革命家仲間から居場所がバレてしまい、追われることとなる。
この三人に、ウィラの格闘技コーチのラテン系の男性·センセイが加わり
ドタバタしつつも正統派カーチェイス等の逃走劇が展開する。
前半は破壊行為にスポットが当たるが、その実、私には父親の、一人娘への愛の物語に映った。
革命家の成れの果て役のディカプリオは、上手いし、
多分メジャーデビューのチェイス·インフィニティ(ウィラ)は本当に素晴らしかった。
これから大いに期待したい若手女優だと思う。
(TVドラマ「ER」の女医ジニー·ブレ役に似ていると感じた。)
センセイと呼ばれるベニチオ·デル・トロらがスペイン語で会話するシーンには
英語の字幕も無くて、ちょっと残念だった。
あのやり取りが理解できれば、もっとストーリーを楽しめただろうに。
不法移民等のシリアスな問題を゙絡めつつ、奇妙な合言葉で笑わせ
更にはショーン・ペンのビジュアルのグロテスクなおかしさを突き付けられる。
軽妙なユーモアが魅力の、昔風のアクション映画の顔を持つ、
唯一無二の個性的大作だった。
けど、アカデミー賞作品賞?……うーーん……
まあ、怪優とも言われるショーン・ペンを゙十分堪能できたのは、アカデミー賞レベル、かな。
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