連作短編集の形の、"ミステリー"で、面白かった。
第一話は小学校の教師と入院中の小4女子の交換日記で始まる。
が、普通に微笑ましいような連作日記の展開が…
読み手は、一筋縄ではいかない交換日記に引き込まれて行く。
私はミステリーとは知らずに読んで行ったが、
第二、第三の物語に進むにつれ、引っかかりを感じるようになる。
え?この人って?みたいな感触。
が、とにかく各話の主人公達は二人で交換日記を綴り
いかにもその年齢にふさわしいような日記が語られ続ける。
それは必ずしも学校の先生と生徒という図式とは限らない。
そこがミソ。
最後の解説には、「辻堂ミステリの最高傑作であり真骨頂」とある。
読み手が、仕掛けられた"謎解き"を楽しむような、
穏やかなミステリーだ。
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