人気女性作家の短編競作、ほぼすべてがとても面白かった。
が、どちらかというとヤングアダルト向けっぽい読みやすい小説ばかり。
タイトルが各編のテーマに共通していて、そのカナ表記なところがポイントかも。
近未来SFものあり、女子中高生ものあり、
主人公たちには深刻な問題も、大人の読者が読むと、ちょっとかわいい或いは甘い。
でも、一生懸命な姿には共感できるし、楽しめた。
コロナ禍で閉じこもりがち、うつむきがちな少年少女には特にお勧めかも。
もちろん大人にも。
この四人の中では、島本理生だけ、ちょっと「若手」かと私は勘違いしていたが、
どうしてどうして、巻頭に収まる堂々とした小説で、感心した。
直木賞受賞が少し遅かっただけでした。
ログインしてコメントを確認・投稿する