杉並区立中央図書館では、一階展示コーナーで、「石井桃子の世界」を展示している。
そこで手に取った一冊。
小学校中学年以上向け、くらいの児童書だけれど、昭和中期の戦後と言われる頃の
生活ぶりを垣間見られて、興味深い物語だった。
おもしろい、というより、良いお話。
メリハリがあるとかワクワクさからは遠い。
母子家庭の、忙しいお母さんと一人娘の話なのだけれど、
戦火で失くしてしまった、母のお雛様をめぐる
子どもvs大人の心のありよう、というか。
それぞれの世代で楽しめる佳作だった。
とはいっても、今の小学生には受けるかなぁ?
むしろ、
平成のママとばあば にはぴたっとくる話かもしれない。
(あるいは、ばあばとひいおばあちゃん、かも)
蛇足ながら、数々の賞を受賞しているのも、納得。
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