アカデミー賞作品賞にノミネートされ、結局脚本賞と、主演男優賞を獲得した映画。
2ヶ月前から見たいと思っていたのを、ようやく観賞できた。
ボストンでアパートの簡単な修理などを受ける、最低レベルの賃金で暮らしているリー。
人との応対がすごく下手で、けんかっ早いふてくされ者。
彼のたった一人の兄が病死したところから、物語が動き出す。
兄は一人息子のパトリックの後見人を、別れた妻ではなくてリーに委ねて亡くなっていたのだが・/・
陰のある、世捨て人風のリーは、故郷では「有名人」だった。
その理由が明らかになっていく過程が、文学的とも言えて
この映画の大きな魅力だ。
また、ボストンから車で一時間半という、
いかにもニューイングランドの小さな田舎町の
情景が美しくて、幸薄い感じがよく出ている。
パトリックは。とても人気者の高校生なのだが、
そんなに美形の若手俳優でもないのだが、彼も良い味を出している。
終わってから、続編が見たいと感じるような、
文芸映画、と分類したい作品だった。
作品賞候補の中では、一番好き。
スクリーンで見られて良かった。
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