ティツィアーノの美女のポスターに惹かれて前売り券をゲット。
まだ開催間もないから、あまり人はいないか、と期待したけれど、かなりの人出だった。
絵画ばかりかと思いきや、少しだけギリシアの壺などもあった。
が、殆ど全てが絵画、しかも油彩。
そして風俗画というくらいだから、大半が人物をモチーフにしている作品なものの、
正面からとか、ぐっと決めたポーズの肖像画は、ほぼなかった。
話題の中心は、やっぱりフェルメール、かも。
天文学者を描いた作品は、片側からの光の差し込み具合といい、さすが。
でも、他にも有名どころの力作が、少なからすあって、私が気に入ったのは、
ミレーの「箕ふるう男」。
決して大きくない一枚だけれど、奥深い。
さらには、意外だったのが、ルーベンスの風景画。
よく見ると人物も入っているのだけれど、木やら遠景やら月夜の空が、さすがに上手いと思った。
が、とにかく何と言っても、
ティツィアーノの「鏡の前の女」
彼女の美女っぷりには感心した。
ウルビーノのヴィーナスに似通ったモデルを描きながらも、
視線の違いで、こうも異なった見せ方になるのか、と見入ってしまった。
ただ、ティツィアーノの、と言われるほどの赤があまり使われていなかったのが、残念。
代わりに、青が美しかったけれど。
風俗画ということで、絵の中で人々に動きがあって、
何枚かの作品で、中心の外の登場人物が、盗みを働こうとしている、というモチーフがあり、
そんなところを描くのか、と大変おもしろく感じた。
ログインしてコメントを確認・投稿する