守り人シリーズで人気の実力派、国際アンデルセン賞も受賞している作家の最新作。
にもかかわらず、半ばまで読んでいて、若干の違和感ーー失望と言えなくもないような戸惑い。
例によってファンタジー世界の国の物語。
神官が力を持ち、聖域で特別な働きをする孤児上がりの若者たち。
そんな16歳の男子ジェードは、謎めいた同い年の少女ルクランとペアを組んで働く
はずが、出番になってもルクランが異常な行動をするため、成果をあげられない。
今回は食べる植物と受粉のための蝶が重要なキーとなっている。
また、民族絡みの軋轢のようなことも、やんわりと語られる。
まさに上橋ワールドなのだけれど、なーんか物足りない
と思いながらも読了して、あとがきを読んだら、納得!
ということで読んで良かったです。
が、守り人や奏者シリーズを思い浮かべると、物足りないこと間違いない長編。
それでも上橋奈穂子ファン必読書と思う。
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