英国のダガー賞の翻訳部門受賞作。ミステリー?と思ったのだけど、とにかく面白かった。
推理するよりアクションものの感じだ。
依子がヤクザに痛めつけられ拉致されたところから始まる。
連れ込まれたのは暴力団親分·内樹の屋敷。
依子の格闘の腕を見込まれ、親分の一人娘のボディガードの役につかされる。
内樹尚子は、まるで人形のような美しい娘で、短大や稽古事の送迎を
依子は一人で任されることになる。
とにかくマンガのような主人公たち。
特に喧嘩のシーンはテンポが速くて血生臭く、それこそヤクザ映画のよう。
また、尚子というキャラクターも、とんでもないお嬢さんで、
ライトノベルでも滅多に見かけないような人物像だ。
それでも迫力ある展開に深みがあって、ドキドキしながら読める。
満足な一冊だった。
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