アムステルダムのゴッホ美術館所蔵の作品の展覧会。
ただしこの画家の超有名な作品は、殆ど展示されていない。
つまりゴッホをもっと知りたい人向けの展覧会。
( 代表作を鑑賞したければ、例えばSOMPO美術館の「ひまわり」がある。)
なので平日は時間指定がなくても、大変スムーズに入れるのだが、
金曜日の夕方、殆どの人は先にネットでチケットを買って来ていた。
思ったよりも人が多かったが、待たないと見られないということは殆どなく、
自画像のみが、ちょっと人だかり。
傍の解説を読むと、この「画家としての自画像」に関して、
義妹のヨーは、肩が広くて明るい印象の義兄らしい作品と言い
一方ゴッホ本人は死神みたいだ、と言ったとか。
確かに肝心の顔のパーツの目や鼻は陰に描かれている。
でも、死神には見えなかった。
この企画展を観ていて気になったのは、サインが入っている絵が少ないこと。
上記の自画像にはしっかりサインしてあったけれど…
ま、習作もいくつかあって、サインが無いのは当然かとも思う。
ゴッホが死ぬまでの短い年月に多作なのは、命をかけて筆を走らせていたからと思って来たが、
そうではないかも、と思わせる展示だった。
衝動に任せて描いて描いて描きまくって、
終わらせることなく次の作品へとりかかったのかも。
それでも、例えば「星月夜」などは完成作そのものと思う。それは確か。
ゴッホの傑作を期待する人には、どうかな?という企画展だった。
が、一つ、とんでもない収穫が。
ゴーガンが贈ったという、「クレオパトラの壺」
プロの陶芸家たったら壊してしまいそうな出来栄えに見えた。
ゴーガンのファンは必見かも?!可愛らしい逸品だった。
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