お騒がせセレブとして有名なインフルエンサー、パリス·ヒルトンの自叙伝。
彼女がADHDだとカミングアウトして綴ったメモワール。
実は、
彼女とあまり年の違わない、当時はADDと呼んでいた症状を゙持つ少年と
パリスの“発症“と同時期に、ニューヨーク郊外で私は知り合っていた。
ひょっとしたら、その少年のママであるキャロラインは
ヒルトン家と同じ医者に連れて行っていたかも、と興味を゙持って読んでみた。
とんでもない、壮絶な物語が語られている。
キャロラインの一家には、こんなことが起こったとは考えられない。
でも、あの子は幼かったから。その後どうなったか…
パリスの話に戻すと、
夜に家から抜け出したりするような、相当なワルい子だったので、
両親は矯正教育施設だと信じた高額な全寮制“学校“にパリスを無理やり入れてしまう。
ところが、そこはまるで刑務所のような施設だった。
何度も逃げ出そうとするも、親が、悪いのはパリスの方と信じてしまい
警察官に捕らえられ連れ戻されてしまう。
その辺りは本当にかわいそう。
大事な10代後半を゙そんな酷い目に合わされ続け、18歳になる頃退所してからもトラウマに襲われる。
が、それでも彼女は自分の経験を明かし、ビジネスに打って出て成功を重ねる。
というようなノンフィクションなのたが、俄には信じられないような
問題児産業の実体には、本当に心から驚かされる。ハリウッド映画の世界みたい。
LAやニューヨークのパーティーガールの実体を覗けるのは楽しかったけれど、
健常から少し枠外?の若い女性の闘いの記として読み応えがあった。
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