成瀬シリーズが大ヒットした作家の長編で、とても面白く楽しかった。
舞台は浜松。
大学入学時から住むマンションに、四十路に入っても一人暮らしの健人は、
Webライターをして細々と生計を立てている。
大家に紹介された地元の婚活パーティー会社に仕事を受けに行くと、
たまたまキャンセル客のピンチヒッターとしてパーティーへの参加を頼まれる。
その会社は社長と、健人と同い年の美人·鏡原の2人のみで運営されていて、
小規模ながらも鏡原の才能が高評価を得ているのだった……
成瀬の真逆のような、不甲斐ない健人と、仕事をテキパキこなすデキるキャラ鏡原。
この2人に、婚活に参加する一癖もニ癖もある男女が絡み、
何ともワクワクするような人間模様が繰り広げられる。
この作家の大得意とする琵琶湖もアクセントに登場し、そこに成瀬ファンは嬉しくなる。
愛すべき登場人物たち全てを応援し見守りながら、大満足で読了。
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