3都市の芸術作品を並べて展示、比較して楽しむという
やや画期的かつ独善的な展覧会を見てきた。
かなり面白かった。
雨の降り続く中、空いていたから、大変見やすかった。
まずは、佐伯祐三「郵便配達夫」と安井曽太郎「金蓉」という有名作品に挟まれ、ドローネーの抽象画。
3作並ぶと、なかなかの壮観で、のっけから、
キュレーターの並々ならぬ野心みたいなものが伝わってくる。
そして何と言っても圧巻なのは、
萬鉄五郎とモディリアーニ、マティスを並べた
「モデルたちのパワー」という展示。
真ん中に収まった、萬作品の裸婦が、
とにかく凄い迫力で、
もっと露出度の高い、隣のモディリアーニに勝っている
と感じた私は、少数派かしら?
実は10年位前に、たしか茅ヶ崎の美術館で
この萬鉄五郎の大作を見たことがあり、すごいな、と感心した。
が、フランスの2大家にも負けない程
やっぱり萬さんちのモデルは強烈だった。
この特別展と合わせて、常設展も見られるチケットだったから、
ついでに、と4階まで上がって全て鑑賞した。
中には重要文化財もあったり、珍しいジャクソン⋅ポロックもあったり。
日本画の大作も美しかったが、
ピカソと岡本太郎が並んでいたのが、とても見応えあって良かった。
ぜーんぶ回った後は、ぐったりする位、充実の展覧会だった。
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