若干名の採用に就職希望者5000人超の
大人気企業の最終面接はグループディスカッション、
そこに勝ち残った6人の大学生達の、友情と攻防。
面白かった。裏切りの展開に、やや走りすぎの感はあったけど。
物語は、「就職試験」2011年の出来事と「それから」2019年の二部仕立てで、
主人公目線で描かれている。
会話がキーになって、実は〜〜と明らかになる場面がそこここにあって、
読み手にとっては心地よいどんでん返しとなる。
また、2011年のSNSメディアとして、
Mixi が何度も登場するのが、かえって新鮮。或いはレトロ?
「犯人」はこの人だろう、と推理するとワクワクするし、
この人はどうなってしまう?と、心配することもできる。
完璧な就活生たちは、表のキレイな顔の下にある汚点を
必死に隠そうと模索して嘘をつく。
真実の表面だけをすくうのではなくて、
裏を暴いて追及してゆく若者達の姿が何とも切ない。
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