今回の芥川賞受賞作の一つ。
1週間位前に読んだ時は、これが受賞するとは思わなかった、
って他の候補作は読んでないけど。
ショッピングセンターの喪服売り場でバイトする「あなた」、
主人公の目で書かれているのに、二人称の表記だから、正直読みにくい。
段々彼女のことが明らかになっていくが、
まあ、普通の中高年。
そんなおばさんが、中3の女子やゲームセンターの若い男性等と親しくなって行く。
そこに、主人公の実の娘二人が絡んだりして、
何気ない日常に潜む危なっかしさ、
プラス年を取って、若者に感じてしまう気後れのような感情が
少しまだるっこしい中で綴られる。
ハラハラどきどきとは無縁だし、私好みのキャラクターはいない。
でも、浮き彫りのような描写で、登場人物たちを描ききっている手法は、みごとだと思った。
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