短編集なのだが、それぞれ、まず最初に事実/事件の結末が述べられ、始まる。
とても面白かった。
ホラー風もあれば、じ〜んとしてしまう哀しいものも。
殆どが家族の問題なのだけれど、冒頭で描かれた新聞記事の真相が
書かれた内容と真逆だったりするところが巧い。
例えば、最初の短編では、いかにも優しく思いやりのある父親が実は…とか。
血の繋がらない連れ子の小一の女児を、本当に愛情持って育てる覚悟をしていたのは、、、
若くして何もかも手に入れたようなパワーカップルの秘密、等など。
ふくらませれば長編にでもなったかもしれないような小説を
コンパクトに読みやすく仕立てあげてあり、読みがいがあった。
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