今回の芥川賞候補作の一つ。2回目の候補だそうで期待したのだけれど、ガッカリ。
アンノは毒母の一人娘。父親は影が薄い。
物語はバレエ教室の厳しい講師との関わりから描かれ、
バレエ中心の生活が、読み手には気の毒に感じられる。
とにかくアンノに入れ込む母は、あろうことかの行動を取っていた。
ネタバレになるから控えるが、この事実から、アンノの後の、
いわゆる親に反抗的な娘としての暮らし方が決定付けられた、と見える。
私としては、「PARIS」に続く、親と娘の葛藤劇の読書となってしまった。
とは言っても、こちらの方は小説だけど。
かわいそうな一人娘の物語とも言える。
でも私にはあまり好ましい小説ではなかった。
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