mixiユーザー(id:7990741)

2025年06月18日17:04

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「スモールワールズ」一穂ミチ著(講談社文庫)

七篇の短編集で、それぞれ趣が異なり、どれも面白かった。
あとがきを゙書いている辻村深月も大絶賛している。

直木賞受賞本もそうだけれど、この作家は登場人物の描き方が秀逸だから、
彼らと共に不安を感じたり、策を巡らせたり、
初めから全てが明らかにされない展開には、推理するのがとても楽しい。
と思うと、恐ろしいことになっていったり。

中でも、「魔王の帰還」は特に好みで、このこわ〜い大女の姉と、
アスリートのくせに何かひ弱な印象の弟との関係が、私にはどツボだ。
 
最後に添えられたあとがきも含めて、すらすら読めるのに、とても充実した一冊だった。
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