図書館の分類だとYAヤングアダルト向きの長編小説。
札幌市を舞台に、国立のH大2年生春風(はるか)と男子高生・錬の活躍に、ずんずんひきこまれ面白かった。
春風は近所の老女がひったくりにあったのを目撃、犯人を追いかける中で,錬と知り合う。
犯人の落とし物が、H大で販売された希少品であったことから、二人は犯人を追い詰めていく。
その一方で、母子家庭で妹と頑張って生きてきた、高校生・理緒は、ある日とんでもない不幸にあう。
が、バイト先の居酒屋で知り合ったカガヤという男に、怪しいバイトを紹介されのめりこんでいく。
これらの人々と、その家族の人間模様が興味深く、特に数組のきょうだいが登場するのだが、
彼らの仲の良さが、本当にほほえましい。
だが、ひとことでいえば、これは犯罪を描いた物語で、イヤな展開も。
YAというくくりで、なんか安心して読んでいくと、ひねりもあって、
主人公を始め魅力あるキャラが次々出てきて楽しめた。
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