若者の貧困をテーマに、特徴的な外見を持つ男子アキと
その親友である 俺 の、何とも過酷な半生。
それぞれが置かれた境遇が悲惨で、色々考えさせられるような、雑誌連載小説、
面白かったしずんずん読めたけれど、好みではなかった。
高校の中で異形なほど大男で、皆に怖がられていた暁を
クラスの人気者にまで評価アップさせたのは、俺。
一人っ子で不自由なく暮らしていた俺とアキこと暁は親友となったのだが…
作者は社会の底辺に居る人々が頑張る姿を
様々な試練と少しの幸運を与えながら、微細に亘ってリアルに描く。
特に、主人公が就職したテレビ局の下請け制作会社の勤務の様子は、
伝え聞いてはいたものの、あまりに過酷で驚かされる。
ハラスメントのバリエーションもすごくて、読み進むのが厭になるくらい。
なぜそこまで傷つけるのか?
と、作者に対して何回も頭に来てしまいながらも、読了。
ログインしてコメントを確認・投稿する