いやミスの女王らしいおもしろいミステリー。
読みやすくて一気に読み切った。
15年前、小4の女子四人が巻き込まれた殺人事件。
犯人が被害者の同級生を連れ去るところに居たのに
全員が、その男の顔を思い出せないと言う。
トラウマに囚われた四人の、その後の生きざまを
各自が一章ずつ語るという形式で、徐々に事件の背景や、その後が表れてくる。
空気がきれいなだけが取り柄の田舎町に、大手のメーカーが進出してきた。
田舎ならではの、他者との摩擦や、都会から来た少女への憧れや嫉妬など
それぞれの登場人物の話から浮き彫りにされていくところが
巧くて興味深い。
ある意味、怖さも存分に味わえて、心理サスペンスとしても、よくできていると思う。
ホラーとは異なる、恐〜い展開。
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