20以上もの小説が、それぞれリレーのように緩やかに繋がっているような短編集。
主人公は女性が多いが、若い人もいれば中高年も。
恋愛もあれば失恋した友を慰める話もあり、様々だ。
共通しているのは、本書のタイトルとなっている作品
「独立記念日」でヒロインの父親が言っているように、
現代社会の呪縛から逃れて自由になる、すなわち独立する、ということ。
外見的な描写ではなくて、登場人物達のセリフや行動で
彼らのバックグラウンドや性格や、生い立ちまでをも描きだす、
この作家の巧みさは、見事だと思った。
また不幸や喪失を乗り越えていこうと、どの主人公達も前向きな点が
好ましくておもしろかった。
小道具のようなオカメインコでさえいとおしく感じられた。
こういうのを癒し系小説、というのかも。
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