連作とは言えないものの、緩いつながりがあるような短編集。
ちょっとどぎついタイトルが示すように殺人や泥棒などアリありなのだけれど、
この作家独特のクスっと笑えるユーモアが楽しくて、ずんずん読めた。
面白かった。
首を折って犯す殺人や、そっくりさんとのバラレルワールドっぽい展開や、
いじめられる中学生や仙台に住む小説家などなど
しっかりした個性を持つ登場人物達に降りかかる災難や不運に、
一喜一憂しながら寄り添いたくなる感じ。
クワガタを育てている小説家が、飼育ボックスに入れる虫を選別して、
まるで「神さま」のような振る舞いをするくだりなど、印象的だった。
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