建物は、建築は土地に抗するものか。そうではないだろう。土地といかに馴れ親しむかにテーマがある。
まずはひとが土地になにを建ててきたかを眺めなくてはならない。そのための放浪、遍歴。ちょうどかつて小澤征爾が試みたように。あるいは根はひとつなのかも。
そうなのだ、建物とか建築とかいっても、やはり人に帰ってこなくてはならない。人間学としての建築。
文字通り、人文学の伽藍としての建築。
できるかぎり平易に語ってくれているという印象。
うむ、安藤建築をもとめての旅に出なくてはならないな。
(数年前、メキシコのアーティストが直島にいくという話をしていたが、わたしはあまりコメントができなかったことを今、おおいに恥じている)
ログインしてコメントを確認・投稿する