明日(月曜日)は毎年恒例の聖母グアダルーペの例大祭の日。
おそらく今日、日曜日のあいだに大移動があるのではないかとにらんだ。
サラゴサ大通りで走るときにも人と交差しなくてはならない。
いったいどんな有様になるであろうか。
ということでひとをよけながら90分走った。
大半は車が停められた側道を歩く。
そのあいだも、巡礼者たちを眺めているとあきない。
毎年、連中はやたらゴミをまきちらし、街がひどいありさまになる。
わたしは蔑んでさえいた。
信仰心だって、たいていのひとはそんなにあるものではないだろう。
走ったあと、わたしは巡礼者の流れに紛れ込んでみた。
巡礼者たちにはさまざまな商売、売込みが押し寄せる、それがごみの原因にもなる。
しかし歩いてみて知ったのは、食べ物やら飲み物は、市の関係者ではなく、むしろ個人やら家族というヴォランティアが主体になっているらしいということ。
わたしも、タコスやらシャーベットなどなどをもらってほおばった。
昼間の暖かい時刻だということもあったが、こうしてみんなといっしょに歩いているのは、愉しいのだ。
へえ、巡礼ってこんなにたのしいものなんだ。
バシリカまでわたしも歩きたくなってくる。
ちなみに、ただ喰いしていたのではなく、わたしもグアダルーペ一派であることを証するために、以前にまな板にわたしが描いた絵の写真をのせておく。
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