mixiユーザー(id:1299833)

2020年12月30日14:03

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三島由紀夫『殉教』(新潮文庫)

 戦後二十年にわたる著者の短編集で、テーマはそれなりに雑多。
 一応、自選という建前であるらしく、それなりに因縁があるにちがいない。
 でも、著者の独りよがりにはあまり関わりたくはないので、気にしない。
 むしろ、戦後をどんな気持ち、見方によって著者が反芻してきたのかに思いをめぐらすことに意味がありそう。

 海外ではこの著者があまりに過大評価されていて、あまり快い気分にはなれない。
 それを自分なりに解析・分析してみることを企てていたのだが、このところ、体調不良で集中力に大いに欠ける、さらに他の趣味のほうに引き摺られ気味で、いまはまともなことを言える状態ではなく、今回はそんな企ても泣く泣くおあずけ、ということ。
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