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日記一覧

河口湖の富士山
2025年07月23日17:51

猛暑の東京から逃げだし、涼しい河口湖へ。朝8時頃は、晴れて富士山がほぼ見えていたのに、 11時頃、河口湖の大石公園からは、雲に隠れて見えなくなっていた。この公園、夏の初めはラベンダーで有名だけどすでに盛りは過ぎていて、淡い香りも、訪日外国人

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「ありか」瀬尾まいこ著
2025年07月20日16:29

保育園女児を育てるシングルマザーの奮闘記。とても読みやすく面白かった。夫の浮気が原因で離婚した美空は、娘とアパートで二人暮らし。仕事は休みを取りやすいようにパートの単純作業。友だちはいないし、子育てに追われ疲弊している。そんな美空に毎週夕食

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今回の芥川賞候補作の一つ。2回目の候補だそうで期待したのだけれど、ガッカリ。アンノは毒母の一人娘。父親は影が薄い。物語はバレエ教室の厳しい講師との関わりから描かれ、バレエ中心の生活が、読み手には気の毒に感じられる。とにかくアンノに入れ込む母

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お騒がせセレブとして有名なインフルエンサー、パリス·ヒルトンの自叙伝。彼女がADHDだとカミングアウトして綴ったメモワール。実は、彼女とあまり年の違わない、当時はADDと呼んでいた症状を゙持つ少年とパリスの“発症“と同時期に、ニュー

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所蔵作品一挙公開ということで、3期に分けて開催中の、日本民藝館初の大型プロジェクトを鑑賞。今日は閉館後に棟方志功研究者二人(石井頼子·棟方志功研究家☓渡邉一美·南砺市立福光美術館長)の対談があり、90名の定員ほぼいっぱいの盛況ぶ

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吉川英治文学新人賞受賞作なので、さすがに面白かった。戦前から平成まで、東京の目白台の大邸宅を構える烏丸家の本妻の一人息子でありながらも、実父と折り合いの悪い治道の半生。審美眼に非常に優れて、周囲から殿と呼ばれる祖父を敬愛する彼は、自身も審美

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吉田修一原作の映画化。3時間超えにもかかわらず原作の脇役キャラで割愛されている人もいて、少し残念だったものの見応えあって面白かった。長崎の暴力団が敵に壊滅させられ、亡くなった組長の一人息子·喜久雄は上方歌舞伎役者の家に部屋子として引き取

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ある日、銀座の歩行者天国に、アンデルセンの「人魚姫」の王子の扮装をしたイケメンが現れた、という設定の連作短編集。それぞれの主人公の置かれた転換期が、明らかにされつつ登場人物達が魅力的に描かれていて、とても面白かった。まずは、スカウトによりタ

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七篇の短編集で、それぞれ趣が異なり、どれも面白かった。あとがきを゙書いている辻村深月も大絶賛している。直木賞受賞本もそうだけれど、この作家は登場人物の描き方が秀逸だから、彼らと共に不安を感じたり、策を巡らせたり、初めから全てが明らかに

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公開中の映画の原作、2巻の長編ながら、とても読みやすく面白かった。 長崎のヤクザの一人息子·喜久雄が、父親を゙殺され、縁あった上方歌舞伎の女形の名優に引き取られ、その跡取り息子·俊介と共に荒波に揉まれ、切磋琢磨しながら、歌舞伎

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作者がファン?に介護の事を書いてほしいと言われて誕生した長編。とても面白かった。十代で両親を亡くし、叔母に引き取られた美佐が成人し結婚し中年となったところで、寡婦となり一人暮らしの叔母のゴミ屋敷を片付けに行くところから始まる。全編貫くのは一

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とにかく長い超大作、この作家は去年亡くなったので、最後から2番目の小説である。格闘して読了したものの、面白かったというよりは達成感の方がずっと大きかった。主人公のファーガソンは、ドイツからニューヨークに移住してきたユダヤ系の3代目。両親の出

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公開日と言えども、先行上映開始からは1週間、しかし平日午後だからといって、シネコンは最大スクリーンの半分位の入り。人気ないのかな?とびっくりした。イーサンは仲間と共に、世界征服を目論むAIを負かすべくロンドン、ベーリング海や南アフリカへ。アク

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「送り火」高橋充希著
2025年05月17日17:01

気になっていた芥川賞作家の、新聞に紹介された長編。転勤族の父を゙持つ一人息子·歩が、東北の過疎化の進む農村地帯の翌年廃校の決まっている中学3年に、東京から転入しクラスの5人の男子と触れ合ってゆく。何回も転校し、移ることに慣れている

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「法廷占拠」呉勝浩著
2025年05月14日20:18

この秋公開予定で映画化された「爆弾」の続編で、とても面白かった。正体がよくわかっていない、爆弾殺人犯のスズキタゴサクの裁判に所轄の警察官として証言に喚ばれた倖田沙良ら。被害者家族や報道陣、傍聴人も大勢着席している、そんな法廷に爆弾を持ち込ん

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ちょうど新しく教皇が決まったところで、長く上映中のシネコンへ。小さめのスクリーンは半分以上の入り、平日の午後なのに。まさにコンクラーベの話で、それこそ 「天使と悪魔」でも見た感じ。が、今作で重要な、シスター役を演じているのがあのイングリット

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日経新聞にも批評が載っていた、オフ・ブロードウェイ発の演劇。一幕で幕間なし一気のシリアスな力作だった、とても良かった。開演のブザーが無く、いきなり、娘レイチェルの登場。音楽が大きくなるに連れて客席が暗くなる。5人の登場人物のみでの会話劇で、

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芥川賞作家の新作、まるで硬派ドキュメンタリーのような物語で、重苦しかった。ひと言で表せば、救急外科医残酷譚。激務に追われる独身医師達のリアルなお仕事物語。私こと公河は、町のたった一つの救急病院の救急外科医。物語は医大の友人の産科女医が三十過

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河口湖畔のソメイヨシノは、もう花吹雪だけれど、少し上ると、富士桜とミツバツツジが満開。今日は、富士スバルラインの開通予定だったが、雪崩注意報が発令され、道は閉鎖となり、その代わりだろうか昔ミツバツツジ祭りを開催していたちょっとした花木の庭ス

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日本のみならず欧米も舞台にした短編集。うち「リモート」という、ロボットを用いてリモート登校する一篇は、かぐやSFコンテストで、特別賞を受賞していて面白かった。表題作は舞台が戦火のフランスで、ところどころ日本語に仏語のルビ。ちょっとしたクイズ気

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ブロードウェイミュージカルの映画版、として期待して見に行った金曜日の午後、いつもは一人での鑑賞に全く居心地悪さはないのに今回は二人連ればかりで、初めて少し気が引けた。春休みのためか若い人が多く、半分強の入り。先ず驚いたのは、本編開始前の解説

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直木賞作家の連作長編。問題作だと言えるし、とても面白かった。1月から連載中の新聞コラムを読んでいるが、今まさに旬な感じの作家。先の一篇の主人公は写真館の一人娘でカメラマンの新夏。30歳を迎え、恋人の啓久から求婚された翌日に、彼の母からの電話

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成瀬シリーズが大ヒットした作家の長編で、とても面白く楽しかった。舞台は浜松。大学入学時から住むマンションに、四十路に入っても一人暮らしの健人は、Webライターをして細々と生計を立てている。大家に紹介された地元の婚活パーティー会社に仕事を受けに

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「富士山」平野啓一郎著
2025年03月19日10:28

さすが上手いっ!と思わずつぶやいてしまった短編集。読み手にかなりのストレスを与えながらも面白かった。そして読み終わった私は思わずニッコリ。表題作は新幹線からの富士山をモチーフにしていて、マッチングアプリで知り合った、もう若くない男女の物語。

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新聞の書評に惹かれ借りた。私にとって初めての作家で、面白かった。市役所の公務員の青年が知り合った老姉妹、桐子と百合子。元教師の姉に対し家庭的な印象の妹。好感を持つものの、二人が相次いで亡くなった、というところから物語が始まる。とても辛い生い

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作者自身が育ったという東京の下町を舞台にした、少し特殊な能力のあるヒロインの物語。個性的な人物たちが好ましくて面白かった。中学生のキヨカは離婚したシングルマザーと2人で下町に暮らし、近所の友おじさん所有の「自習室」で、掃除の"バイト"をしてい

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今年のアカデミー賞作品賞受賞作なのだけれど、18+。金曜日の午後、半分位の入り。あまり好みではなかった。なぜこれがベスト?というのが正直な感想。とにかく冒頭から18+色濃厚で。テンポ良く進みはするが、ここまで多く出されると辟易ものだった。2

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町の小市民ともいえるような若めの人を主人公にした短編4つ。どれもモヤモヤした感触で、急な展開などはないのだが、ゾゾゾと来るような話もあり、楽しめた。表題作は、小さな町中華の店にアルバイトとして雇われた若手女性の物語。とんでもなく内向き志向で

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「雫」寺地はるな著
2025年02月25日20:59

中学同窓生男女4人の30年に亘る物語。主人公らのもたもたする行動がもどかしいが、読み進みたくなる面白さだった。全員が世渡りが下手というか、要領が悪くて中でも、特に、不幸な生い立ちのためか弱く見える女子が1名いて、彼女を守ろうとする3人の織り

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アカデミー賞脚本賞、助演男優賞ノミネートの秀作というのに平日昼間、2割位の入り。でも、良かった。ユダヤ系アメリカ人の従兄弟二人が、移民第一世代だった、亡き祖母の軌跡をたどるツアーに出かける。NY発海外小団体ツアーのドタバタ劇なのだけれど、同い

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