直木賞受賞作で、話題になっただけあり、とてもおもしろかった。明るい話ではないが、ずんずん引きこまれた。主人公は企業経営者と専業主婦ともに同じ大学卒の35歳の女性。主婦が求職活動で、独身の社長と知り合ったころから始まる。この二人、今は全く違う
この作家の代表作は、本屋大賞受賞作の「夜のピクニック」だとしたら、私の好みではない。したがって、まったくの偶然、手を伸ばして借りてみたら、読みやすくおもしろくて驚いた。ものがたりは推理小説のように始まる。あるサラリーマンが突然、会社の宴会後
毎年ほぼ梅雨時とバッチリ重なってしまう、催し。8年ぶりかに、義母を連れて行ってみた。予報では曇り、ということで、あまり期待していなかったが、午後遅くには、富士山まで姿を現し、思いのほか充実した展開となった。まずは中央高速を下りて、地ビールレ
一年ぶりにクルーニーの主演作。ディズニー映画だから、良い子向けのG映画かと思って見に行ったけれど、意外に奥深いといえない点もなかった。見た人によりけりかもしれないが。主人公は宇宙技術系の、ある意味、天才少女ケイシー。父親はNASAの技術者だけれ
今年のカンヌに出品された作品。受賞は逃したけれど。タイトルが表すように、海街こと鎌倉に住む姉妹たちの、一年をつづったような穏やかな映画だった。賞を取れたら、私としては ?な感じ、でも、さすが出品されるだけのことはあるような映像だと思う。鎌倉
おじさん世代向け、ラノベ。ライトノベルって若者を対象としていると思っていたけれど、こういうの新しいジャンルになるのかも。著者は、小説家ではない、と一般的に理解されていると思う。紹介文に、よく書かれているのは、コラムニスト。したがってか、本人
家族といっても、主に二人ーー姉妹、姉弟、母娘、父息子などの物語で、短編集。 それぞれ全く違う環境の家族の話なのだが、血がつながっている、本来愛し愛される関係の そのもつれ方とか、修復を目指す感じとか、どれも似たような話にはなっている。 ワクワ
いつもと違う時間、午前10時ごろからウォーキングに出た。この時期、夕方に行くのが常なのだが、雨が降る前に、と思って。すると驚いたことに、カラスがたくさん集っている。その中にいたのは、初老の男性。手にはビニール袋。なんと、ドーナツをカラスに与
切ない、変わり者の恋愛や友情もの短編集。川上節が楽しめる佳作集といえる。ちょっとファンタジー要素が入っているところも彼女らしい。たとえば一作目「一実ちゃんのこと」は、クローン人間の話。一という数字が表すのは、二も三もある、ということ。恋愛も
今年の本屋大賞受賞作でもあり、国際アンデルセン賞作家の長編、つまり話題作。おもしろかったけれど、決して読みやすくはなかった。ナルニア国シリーズ大好きだった私なのに、もしかしたらファンタジー長編は苦手なのかも、と思わされた。上橋ワールド炸裂の
アジサイが咲き始めると、人出がさらにアップし、「駅を出たすぐの所から人・人・人になる」と聞いたことがあるから、今のうち、と鎌倉へ行った。きっかけは、NHKの「ブラタモリ」。と言っても番組のおさらいのようなことをするつもりはなくて、ただ久しぶり
日曜に行こうと思ったら、駐車場が満車で入れず、あきらめて引き返した。で、リベンジ。平日なのにかなりの人出。それもそのはず、バラ園の花の咲きっぷりが、半端じゃなかった。ほとんど全種類が満開。これほどくっつきあって咲いている様子は今までにない!
神代植物公園に行こうと車に乗っていたら、偶然目に入ったのが、JAXA敷地内の「展示室 一般公開中」の立札。これは面白そう、と帰りに寄ることにした。門も解放されていて、入口近くの警備員室みたいなブースが見えて、問い合わせに応じてくれそうだった。入
原作がおもしろかったから、テレビCMなどに惹かれて、見に行った。数寄屋橋の大きな映画館は、ガラガラ。1,2割の入り。内容は原作に沿っているとはいっても、かなりの変更があった。が、ヴェルサイユ宮殿とルーヴル美術館のロケは、あまりたくさん見せて
友だちに勧められて、このGWにゆっくり読もうと、図書館でリクエストしたらビックリ。やたら重い、かなりの大作。とはいっても、この作家は何冊か読んでいるし好きだから、とても読みやすかった。明治初期の北海道日高地方のアイヌを敬愛した和人兄弟と、彼
この作家の「夜のピクニック」はあまり好みではなかったけれど、ぱっと開いてみて、スカスカの文体で、さっさと読み進めそうだったので、図書館で借りることにした。確かに、どんどんページが進んでいった。ただし、それは短文だから、行替えが多いからだけで
地元杉並区で大道芸が見られるというので、行ってみた。高円寺駅の北と南で様々な大道芸が見られるというが、目当ては中国雑技に絞りこむこととした。新高円寺の行きつけのラーメン屋で食べた後、商店街を高円寺駅方面へ。そこここでボランティアが居たけれど
東京にある日本庭園の中で、私が大好きなのが、浅草寺伝法院のお庭。伝小堀遠州の作、というだけあって、回遊式の見事な庭園だ。決して大きくはないのだけれど、建物やお茶室の配置といい、樹木や橋、さらには出土した石棺まですべてがわかりやすく、見て感じ
前から気になっていた児童向けの小説。この作家だから、きっとおもしろいだろう、と予想したら大当たり。タイトル通り、ミクロネシアらしい、珊瑚礁の孤島に住む、少年ティオの日常のものがたり。連作短編ともいえるような、10篇。あとがきでわかるのだが、
入園無料で混みそうだけれど、せっかくの晴れ間だから、と立川へ。朝から山手線と京浜東北は運転休止で大変そうだったが、中央線は、ちょっと遅れたくらい。西立川は案の定、かなりの人出だったが、なにしろ無料だからそのままゲートイン。入口すぐから、咲き
この展示の開催を知ってから、空いていそうなチャンスを狙ってきた。が、土曜日で、人が多いかな、と怖れつつも行ってみたら、さほどでもなかった。いわずと知れたジョン・F・ケネディの写真と資料(映像を含む)展。娘のキャロラインが駐日大使になったもの
映画化されて、予告編が気になったので、まずは原作を読むことにした。考えてみたらこの作家の本をまともに読んだことはなかった。イメージとしてはかなり文学あるいは文芸作家としては実力派、と思ってきた。にもかかわらず、読み始めて数ページでビックリ。
コメディを演じさせたら、素晴らしく、さらに「グッド・ウィル・ハンティング」でアカデミー助演男優賞を取った名優ロビン・ウイリアムズ彼が生前、生身の人間としての演技では最期の出演作となった、この人気シリーズ。映画としては、期待以上でも以下でもな
ティツィアーノの美女のポスターに惹かれて前売り券をゲット。まだ開催間もないから、あまり人はいないか、と期待したけれど、かなりの人出だった。絵画ばかりかと思いきや、少しだけギリシアの壺などもあった。が、殆ど全てが絵画、しかも油彩。そして風俗画
とってぇ〜も軽い小説。なのにメインのテーマは重い。主人公の一男は、お金と幸せの関係を追及して次々と金持ちを訪ねてまわる。彼は図書館員で(司書とは書いてない)、突然ふってわいた借金に苦しみ、愛する娘と妻と別居中というヘタレキャラ。そんなダメ系
まずは値段にびっくり。文庫本なのに一冊1200円の上下巻。もう買うなんて全くありえない領域に。この価格の価値はない小説。それでも腐れ縁で読まないではいられない。それほどに、危なっかしくて見てられないのが主人公の検屍医ケイ・スカーペッタ。今回
日経の映画欄で、滅多に出ない☆5つ。もともとイーストウッド監督の映画は好きなので、シネコン封切り早々に、最大スクリーンで鑑賞した。予想通りの反戦映画、でも主人公とその妻や特殊部隊SEALの仲間に焦点が合っていて、辛口ヒューマンドラマという感じだ
実は日記に載せるのもはばかられるような小説。もちろん桜木ワールドど真ん中の北海道・釧路ものなのだけれど、いつもの作品よりも、かなり大人向け、というかハッキリいって、映画ならR、成人向け。読んでいて面倒なくらいな描写が多かった。主人公は博人と
1日の映画の日の日曜。午前中の回をねらったら、前日のネット予約でも、けっこう良い席が取れた。主役は松坂桃李だと、私は思うのだけれど、夫は西田敏行目当て。初日の翌日なのに、前列の方は空席。それもそのはず。これは、オーケストラ・エンタテインメン
繊細な感性を持ち、文章のきれいな、この作家ならではの長編で、久しぶりに、きちんとまとまった小説。タイトルの生物たちと「話ができる」のが、主人公の拓人、幼稚園児。そして、小学生の姉を始め、拓人の家族と関わる人々の、ものがたりが展開する。いきな