【銀】　　真珠の粉をかけてぎんしゃりをたべたなぎさにいるおもいでひとつの卓へ臨んだおんじきが粉砕ににてしまうのはなんの波音だろうゆっくりとじるまぶたではなくてとじたままの貝としてときのゆきもどりに濯われたいこともあるなみだ目を椀へ伏せふる

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