金曜(17日)の夜は、久しぶりに近所でフラーバラゾウムシを探してみた。
自分の予想は、見つからない、というもの。盛夏の頃から秋、冬を越して4月上旬まで姿が見られたので、初夏のころは端境期ではないかと。
案の定、実績のあるクチナシ、ヤマブキ、ヒイラギナンテン、イヌツゲ、レモンを叩いても、フラーバラゾウムシの姿はなかった。
ヤマブキに付くスグリゾウムシも思ったより少なく、確認したのは2頭のみ。このゾウムシはここのヤマブキでは盛夏の頃が最盛期のようだ。
一方、驚いたことに、ヒイラギナンテンから、チョッキリが1頭落ちた。
ヒメケブカチョッキリだろうか。東京都区部からの記録は少ないが、バラ科に付くというので、普通種だろう。
おそらく叩いたヒイラギナンテンの近くのサクラのひこばえにいた個体が紛れて落ちたのだろう・・・と思った。
しかし、気になるので、翌日の夜も同じヒイラギナンテン↓を叩いてみた。
なんと、また1頭落ちた。しかも、ヒイラギナンテンに絡まった他の植物からではなく、はっきりとヒイラギナンテンそのものから落ちた。
こうなったら、同じ緑道の他のヒイラギナンテンも叩いてみるよりない。
すると、このヒイラギナンテンから、
1頭落ちた。
ここは近くに他の植物はない。紛れもなく、ヒイラギナンテンにいたのである。
ヒイラギナンテンはバラ科ではなくメギ科という科に属する。ヒメケブカチョッキリは食性が広いのか、それとも別の種なのか・・・
おまけ。その足で近くの児童公園へ。
ウエノヒョウタンクチカクシゾウムシを今年初確認。
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