長いこと東西のマスコミにてポール・オースターのことが書かれていない。そんななか当地のホルナダ紙では通信社に基づくことなく記者がオースターのことに触れていた。取材源は奥さんのインスタグラム。曰く、オースターは癌病院にて小康を得ているとのこと。退院こそできないが当初の予想と異なり、希望が持てるということ。喜ばしいかぎりである。健康を取り戻したからといって再び執筆できるかどうかなんて二の次。いろいろな作家が亡くなっていくなかで生き延びていることでわたしたちを励ます作家というものもいるのである。お孫さんも誕生とか。
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