再び「オッペンハイマー」。巷ではバーベンハイマーなんて言葉までこしらえられた模様。そうかと思えば原爆シャツ、色刷り木版画の美麗なものまである始末。映画ではヒロシマへの投下を決定する会議シーンまであり、町山さんによれば米国公開の際には失笑まで起こったとか。もちろんメキシコではありえなかったが。ニホン人なら胸を締め付けられるような思いで見るだろうことはまちがいない。ちょっと意識的な観客なら映画で発せられるひと言ひと言にリアクションしっぱなしだろう。さてニホン公開でひとつのうねりのようなものが巻き起こるだろうか。
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